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2022/01/27 13:00


みなさんこんにちは!
今日もまたマニアックな無洗米の話です。



無洗米には基準があることをご存知でしょうか。

無洗米の基準
忙しい家庭などを中心に好まれている無洗米は、製造について一定の指針が示されており、さまざまな基準があります。
最も重要なポイントとしては「水洗いを必要としない程度に精製されている」ことです。
その判断には「洗米水乾固物試験」と「洗米濁度試験」によりガイドラインに沿った試験が実施されます。
また、他にも「夏季に1ヶ月程度保管しても品質が落ちないこと」や「白度が45%以上であること」などの基準があります。
無洗米については、各精米機メーカーごとに様々な製造方式があり、大きくが2つに区分できます。

▼加水精米方式
加水精米方式は瞬間的にお米を洗い、すぐに脱水と乾燥をする方式です。
水圧と遠心力で洗米され、脱水された後、ドラム内で攪拌されながら温風により乾燥され、製品となります。

▼乾式研米方式
乾式研米方式は特殊な素材を含ませたブラシで米粒の表面を研磨する方式です。
ブラシ以外にも金網やウレタンなどにより研磨と摩擦により精製する装置もあります。

他にも、糠やタピオカ澱粉を活用して米表面をきれいにする特殊な加工方式で精製する方式があります。 

若井農園では、美味しさの観点から現時点では無洗米機は導入していません。
今後、美味しさと便利さを兼ね備えた精米機が出たらぜひ検討して行きたいと思っています。
ご要望がありましたらぜひお知らせください。



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