2022/02/13 13:00
若井農園では、毎年、前年よりもさらに美味しいお米を目指して米作りをしています。
自信のあるお米だからこそ、お米や食に精通している方々にもぜひ食べていただきたい、そんな思いから、美味しさを評価する食味コンテストに応募しています。
米食味分析鑑定コンクール国際大会
米・食味鑑定士協会が主催する新米の食味鑑定による国際コンクールで、2000年より実施されています。
審査方法は三段階あり、一次審査は食味計で85点以上、穀粒計で75%以上のお米だけが通過できます。二次審査では、一次審査を通過した玄米のみを精米して味度計で85点以上のお米だけが最終審査にノミネートされます。三次審査では、審査員による官能審査で行われます。
食味計による食味スコア
近赤外線分析機で「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸度(玄米)」の4つの成分を測定し、協会独自の食味方程式により食味スコアが算出されます。
食味スコアは、100点満点で表し、数値が高いほど美味しいお米になります。
穀粒計での整粒率の計測
穀粒計を使用して「着色粒」「死米」「胴割粒」「砕粒」などを測定し、整粒率が75%以上のお米が選抜されます。
味度計によるスコア
計測器の容器内に充填した精米33gを80℃のウォーターバスで10分間浸漬した後、米粒中から溶けだしてくる保水膜との量を測定します。
滋賀県産の日本晴を70点としたメーカー独自の算出式により数値に換算されます。
官能検査による食味審査
洗米回数、浸水時間、水、炊飯器、蒸らし時間を同じ条件にして炊飯し、30名の審査員が「香り・粘り・つや・食感・甘み」を審査します。
こうした厳しい審査を通過したお米だけが金賞を受賞することができます。
若井農園では、第19回大会から第22回大会まで4年連続で金賞を受賞しました。