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2022/02/25 13:00


若井農園では、美味しいお米を作り、どんな風に美味しいのかを伝えられること、さらに食べ方の提案までできるようになろうと思い、様々な知見習得の努力を続けています。
今回は、美味しさを伝えるために取得した資格についてご紹介します。

五ツ星お米マイスター

お米マイスターは、一般財団法人日本米穀商連合会(日米連)が主宰する、お米に関する専門職経験がある人のみに受験資格がある、いわば、お米の博士号とも言える資格です。
なかでも、五ツ星お米マイスターは最高位資格で、下記のような試験を受験します。

①精米技術(お米を精米する技能。精米機械の知識) 
②玄米鑑定(玄米としての米を見極める能力)
③米穀商品説明(三ツ星で学んだこと等を消費者に説明する能力)
④炊飯技術(ご飯を炊く能力) 
⑤食味官能評価(ご飯としての米を見極める能力)
⑥米穀ブレンド技術(ブレンドする能力)
⑦炊飯指導技術(飲食店主等に炊飯を指導する能力)

令和3年11月1日時点で、五ツ星お米マイスター認定者数は全国で449名。
2002年の発足した認定制度ですが、難易度が高いため、認定者数はまだ少数です。

米・食味鑑定士

米・食味鑑定士は、米・食味鑑定士協会が、お米の「食味」「品質」「栽培法」を鑑定し、本当に美味しいお米、本当に安全なお米を見分け、お米の品質を格付けするにふさわしい人材の育成を目指し認定している資格です。「お米のソムリエ」とも言われます。
現在、1300名以上の方が取得しており、資格取得者の活動内容は以下の通りです。
  • 食味・品質・栽培法を鑑定し、正しい表示で、消費者を裏切らないお米を市場に提供する。
  • 生産者に対して、食味と安全性が高く、環境に出来るだけ負荷をかけない栽培法を確立することを求め、消費者のニーズにあった米作りを行い、商品性をさらに向上させる。
  • お米の価値を鑑定することにより、米の価格を適正なものとすると共に、自己責任を明確にすることで、消費者が安心してお米を選べるものとする。
  • 日々、お米や産地に関心を持ち、食味審査や産地訪問などにより、お米に対する知識を深め、又、その知識を公開し、開示することにより、お米の信頼性を高め、消費の拡大を目指す。

他にも、炊飯鑑定士、調理炊飯鑑定士、水田環境鑑定士を取得しており、お米づくりやお米のご提供に活かしております。
お米は人によって好みが分かれますので、お客様それぞれの好みに合ったお米を提供できるように今後も学び続けたいと思っております。


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